第3回オープンミーティングを開催致しました

5月28日


 第3回となる今回は「理想の医療」をテーマに、八王子で患者本位の医療を展開されている北原国際病院のまちづくりプロジェクトの担当者様をゲストに迎えて、医療関係者、福祉関係者、研究者、企業経営者等々、幅広いバックグラウンドを持つ方々にご参加頂きました。

 前半は、北原病院が取り組まれている様々な活動につきましてご紹介を頂き、質疑応答に関しましても活発なご発言がありました。後半は「理想の医療」をテーマに、日本の医療全般について本質的な議論が交わされ、予定の時間をオーバーして、会場の貸し切り時間ぎりぎりまで意見交換を行いました。

 参加頂いた皆様におかれましては、忌憚のないご意見を多数賜りましたこと、この場を借りて改めて御礼を申し上げます。誠にありがとうございました。
 頂戴しましたご意見の一部は当会の【患者の声】のページにてご紹介をさせて頂いております。

 次回は夏頃に開催したいと考えております。
 今回ご参加頂いた方々も、決して専門家や実務者だけではなく、関心がある程度で普段は全く別の仕事をしているという方も複数いらっしゃいました。

 一生のうちで一度も病院に行くことなく生を終える人は恐らくいないでしょう。医療はこの世界に生きるすべての人にかかわる問題です。特に医療に興味・関心のない人でも、体調を崩して医療機関に赴いた際には何かしら感じることがあると思います。

 その時感じる想いが、少しでも「良い」ものとなりますように、今後とも活動を続けてまいります。
                                                (文責:若狹)
  

Posted by Freedom to Patients ~患者視点の医療政策を考える会~. at 2011年05月29日00:16