3月3日
『行列のできる審議会~中医協の真実』
新井裕充 (著)
中医協で行われている議論の内容を詳細に伝えています。しかしながら、議論自体が高い専門性を持っているので、内容を理解できるのは医療及び医療行政を勉強した者か、業界関係者に限られてしまうのが非常に残念。
筆者は随時、コメント引用の後に噛み砕いた説明を加えてはいるが、それでも「初心者お断り」の看板を外すには至っていません。逆に精通する者にとっては噴飯ものの議論が交わされる様子が事細かに描写されているので、情報収集という点では良書です。
<目次>
第1章 中医協へようこそ
第2章 中医協は何のためにあるのか
第3章 これが厚労省のやり方だ
第4章 中医協は変わるのか
第5章 議論すべきは何か
(文責:若狹)
行列のできる審議会~中医協の真実 (ロハスメディカル叢書)